膝蓋腱炎（ジャンパー膝）とは
ジャンパー膝とはスポーツにより膝伸展機構を過剰に使っていると起こる症状です。膝伸展機構とは膝を曲げ伸ばしするときに使う器管（大腿四頭筋、大腿四頭筋腱、膝蓋骨、膝蓋靭帯、脛骨粗面）で構成されています。ジャンプ、キック、ステップなどの動きを繰り返し行うスポーツ選手に多いと言われています。もともとバレーボールやバスケットボールの選手に多かったことからジャンパー膝と名づけられました。
典型的な症状は膝蓋骨の上部に痛みを認める大腿四頭筋腱炎、膝蓋靭帯に痛みを認める膝蓋靭帯炎とがあります。
膝蓋骨の下端に骨片や骨化異常、石灰像を認めるSinding-Larsen-Johansson病やOsgood-Schlatter病なども広義のジャンパー膝と捉えられることがあります。
膝蓋腱炎（ジャンパー膝）の主な症状
運動時の膝前面の疼痛、膝蓋骨尖部の圧痛、膝蓋骨底に圧痛。
膝蓋腱炎（ジャンパー膝）の主な原因
スポーツなどによる膝伸展機構の使いすぎにより発生します。
- ※このページの作成をお手伝いいただいた場合は、こちらでご紹介をさせていただきます。ご協力よろしくお願いいたします。