辷り症(すべり症)とは
辷り症(すべり症)の主な原因である加齢性変化の他に腰椎分離症がすべりの原因としてあげられます。腰椎の椎弓を構成する上・下関節突起の間の関節突起間部の連続性が絶たれた状態を指します。その状態が長期間続くと分離した椎体と椎弓はそれぞれ安定性を失ってしまいます。そしてすぐ下の椎間板が変性に陥ると、椎体は前方にすべりだし、分離性脊椎すべり症となります。下部腰椎、特に第5腰椎によく発生します。
辷り症の主な症状
腰痛を訴えることがほとんどです。動くと悪化し、安静で痛みがなくなる慢性反復性の腰痛が主です。すべりが高度になると腰部脊柱管狭窄に由来する腰痛・坐骨神経痛や馬尾神経性跛行も生じます。
辷り症の主な原因
加齢による変化が最も多く、次に腰椎分離すべり症が挙げられます。
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