椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアは頚椎・胸椎・腰椎で主に下部に好発し神経根症や脊髄症をきたします。また、胸椎のヘルニアは稀で全体の4%程度ですが、生理的湾曲が強い部位のため発症すると強い神経症状をきたします。
一般には後方へ突出した椎間板が神経を圧迫している側に症状が出ることが知られていますが、痛みは複合的な要素で生じることが多く、必ずしも症状の側(患側)と病変の側が一致しないこともあります。
MRI検査はこの椎間板ヘルニアの診断に有用です。
椎間板ヘルニアの主な症状
主な症状としてはヘルニア部分の支配神経領域の痛みや患部の動きの制限があります。
具体的には頚椎では頭痛・眩暈・吐き気・両上肢の痺れ。腰椎では、両(片)下肢の痺れや倦怠感。などがあります。
椎間板ヘルニアの主な原因
老化や変性で水分量が減少した椎間板に慢性や急性の外力が加わり、髄核が弱っている線維輪部より脊柱管内に突出し、脊柱管内を走行する脊髄や神経根を圧迫した場合に発症します。
初診に適した診療科
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