双角子宮とは
ミューラー管の癒合が部分的に生じると双角子宮になる。双角子宮の子宮底部輪郭はハート型に深く凹み、2つの子宮角は左右に広がっている。頚部は1つ(単頚双角)のことも、2つ(双頚双角)のこともある。
またミューラー管の癒合後、中核が吸収されずに残存すると子宮中隔となる。子宮の輪郭はほぼ正常であるが、中隔により内腔が2つ存在している。
中隔は繊維性、筋性、あるいは両者の混在したもので習慣性流産の原因となる。単頚双角子宮、子宮中隔においては妊孕性の障害となっている場合、子宮形成術の適応となる。開腹術により左右の子宮接合部や中隔を切除する。中隔切除は子宮鏡下手術でおこなわれこともある。双角子宮の診断にはMRI冠状断像(T2強調画像)が有効となる。
双角子宮の主な症状
基本的に無症状、下腹部痛、出血過多、不妊症、流産 双角子宮の主な原因
双角子宮の主な原因
原因不明
初診に適した診療科
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