腎結石とは
腎結石とは、腎臓にできる結石のことです。
尿は、腎臓の腎実質(じんじっしつ)という部分で作られ、同じ腎臓の中にある腎杯(じんぱい)、腎盂(じんう)という空間に一時的にとどまります。その後、尿管を通って運ばれ、膀胱に溜り、やがて体外に排出されます。
結石は、この通路のどこにでもできますが、腎実質にできることはまれで、多くは尿がたまる腎杯や腎盂、尿管、膀胱などにできます。結石は、砂のような小さなものから、腎盂全体を占める大きなものまであり、一個だけでなくいくつもできることもあります。
結石がある部分によって、腎杯結石、腎盂結石、尿管結石、膀胱結石などの名前がついています。
腎結石の主な症状
症状は、背部から腰を中心とした鈍痛です。しかし、痛みの原因は、結石による尿の流れの阻害ですから、尿の流れが阻害されなければそれほど痛みません。
腎結石の主な原因
なぜ結石ができるのかはよくわかっていませんが、遺伝的体質、尿の停滞や細菌の感染、手術の時の糸など尿路の異物、代謝異常などが結石を作りやすくしていると考えられます。
初診に適した診療科
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