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肺結核

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肺結核とは

肺に結核による感染病巣ができると、多くの人は免疫ができて治癒しますが、抵抗力の弱い人は結核菌が肺の中で増殖し、さらに進むと肺に空洞ができます。空洞の中で菌はどんどん繁殖し、痰の中に混じって咳やくしゃみによって空気中に吐き出されるようになる(排菌)と他の人にうつす危険性も大きくなります。
この結核菌が活動し発病している状態を活動性肺結核といいます。
風邪と同様な症状が頑固に持続する場合は、活動性の肺結核が疑われる場合があります。戦前は猛威をふるっていた結核も抗生物質の開発により一時は過去の病として忘れかけられていましたが、最近は海外から持ち込まれたと思われる薬剤耐性の新型の結核が報告されており患者数も増えています。

また、症状が収まり、排菌が確認できなくなった状態を陳旧性結核と呼びます。陳旧性結核は症状が収まって何年も経てから再発をすることもあるため、年余にわたる経過観察が必要です。

肺結核の主な症状

発熱、咳、痰、寝汗

肺結核の主な原因

肺結核とは,結核菌によって引き起こされる肺感染症です。感染は,結核菌を排菌してる人からの咳による飛沫を吸い込む事による気道からの感染(径気道感染)します。

結核菌が肺まで進入し肺胞に定着し増殖した場合に感染が生じます。結核菌を排菌している患者さんの発見が遅れると集団感染を起こす可能性があります。
インフルエンザのように、短時間傍にいただけで,すぐに感染することは殆どありませんが、一緒に生活したり,教室等の狭い部屋で長時間一緒にいれば感染する可能性があります。

初診に適した診療科

呼吸器科

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