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膵炎

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膵炎とは

膵炎は急性と慢性に分けられます。急性膵炎は膵臓自らが作る膵液(膵酵素)の過度の活性化に因る自己消化によって引き起こされる病気です。診断は血液、尿検査が行われ、アミラーゼ(膵酵素)が多量に認められる事で診断がつきます。更にCTなどによる画像診断も有効です。病気の程度は重症、中等症、軽症に分類されます。

慢性膵炎は3、40代男性に多い病気で、遺伝的素因を持つことと、飲酒のとり過ぎが原因である場合が多いのです。また膵管に膵石が見られることが画像上の特徴とされCTでは膵実質に点状の石灰化が多発性に観察されます。治療では安静を保ちアルコールと脂質を制限します。

膵炎の主な症状

急性膵炎の症状は多量のアルコール摂取や食べ過ぎのあと、上腹部に激痛が起こり特に左半身が締め付けられたような痛みを覚えます。お腹がはってきて便通がなくなり、やがて発熱も伴ってきます。

慢性膵炎の症状は上腹部の痛みが持続的に半年以上みられ、激痛でなくてもなんらかの不快感を伴い続けます。消化不良や下痢を伴います。膵管の圧力が高まると、みぞおち周辺や背中などに痛みを覚えます。急性膵炎のような激痛を上腹部に覚える場合もあります。また膵実質が脱落することによって膵内・外分泌機能障害が生じ、糖尿病や消化吸収不良が現われます。

膵炎の主な原因

急性膵炎の原因としてはアルコールが多く、他に胆石、高脂血症、高カルシウム血症、耳下腺炎、薬剤などがあります。暴飲暴食や過労から起こる胆石も原因となっています。また腹部の強打が原因になる外傷性膵炎もあります。

慢性膵炎の原因は遺伝性が多く、これに加えて過度の飲酒、胆石症、急性膵炎などが考えられます。

初診に適した診療科

消化器科(胃腸科) 内科 外科

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